石川県の能登町宇出津で毎年7月に開催される「あばれ祭り」は、地元の伝統的なお祭りで、外国からの観光客も多く訪れる、ファンキーでクレイジーで魅力的なお祭り!
今年こそは行ってみたい!と考えている方々に向けて、見どころスポットや交通手段、駐車場、日程などの詳細と必要なグッズ、周辺の観光地を紹介します。

ぜひこの記事を参考にして、楽しい旅行を計画してみてください。
目次[表示]
あばれ祭り2023詳細
あばれ祭りの詳細、2日間の日程とそれぞれのみどころを紹介します!

あばれ祭りを初めてみる方は参考にしてみてください
あばれ祭りの始まりは?

かつて、宇出津の町には
悪病が蔓延し、
人々を苦しめていた。約350年前の寛文年間(1661~1672)当地に悪病が流行したため、京都の祇園社から牛頭天王を勧請。盛大な祭礼を始めたところ、神霊と化した青蜂が悪疫病者を救った。
引用元:あばれ祭り公式サイトより
喜んだ地元の人々はキリコをかついで八坂神社へ詣でたのがあばれ祭の始まりとされる。

元々は疫病を収めることから始まっていたんですね!
あばれ祭り2023年の日程と基本情報

2023年は7月7日(金)と8日(土)の2日間 雨天決行
場所 | 石川県の能登町宇出津 |
問い合わせ | 0768-62-0566(宇出津祭礼委員会)/0768-62-8526 (能登町ふるさと振興課) |
臨時駐車場 | ①宇出津新港 ②遠島島山公園 ③石川県漁協能都支所横 |
トイレ | 仮説トイレが5か所に設置あり |
公式サイト | あばれ祭り |
あばれ祭り7/7(金)のみどころ

金・土と両日見られるといいのですが、どちらかしか来られない方のために、それぞれの見どころを紹介します!
あばれ祭では、2基の神輿と各町内から出る40基のキリコが主役となるわけですが、金曜日のみどころはキリコと松明です。
- 14:00~17:00 白山神社方面に、各町内のキリコ巡行(町内全域)
- 20:30 花火大会(いやさか広場)
- 21:00~23:00 各町内のキリコがいやさか広場に集結し、大松明を乱舞(いやさか広場)
メチャクチャ重たいキリコの上に、子供や女の人が乗っかって太鼓を叩いたり、笛を吹いたり。
大勢の人達によって担がれ、「イヤサカヨッセ~サカッセ~」という独特の掛け声とともに町内を練り歩くキリコを、宇出津のあちこちで見ることができます。
そして、花火大会の後に、40基もあるキリコが順番にいやさか広場へと集結し、物凄い火柱をあげる大松明の中を乱舞します。
松明の火と、キリコの提灯の灯りが、真っ暗な夜に、なんとも幻想的な絵面

見逃せない写真スポット

この光景が見たい方は金曜日がおすすめ
あばれ祭り7/8(土)のみどころ

2日目土曜日のみどころと言えばコレ⇧
2台の神輿があばれまくります!
①道路であばれて②川であばれて③川&火④神社&火、と見どころたくさん!
あばれ祭り2日目の日程、場所取りなどの情報はこちらにまとめてあります⇩
能登町宇出津【あばれ祭り2023】体験ブログ!何度見てもコーフン


2日目もキリコの巡回があり、金魚すくいや、りんご飴、唐揚げなどの昔ながらの屋台もたくさんありますので、小さなお子さんも楽しめます!
詳しい巡回時間はあばれ祭り公式サイトで確認できます。
能登町宇出津へのアクセス方法
車がやはり便利ですが、金沢駅から特急バスもでているので紹介します。
車でのアクセスが便利
石川県内や周辺地域から高速道路を利用して能登町に向かいます。
会場周辺には駐車場もありますが、混雑が予想されるため、早めの到着をおすすめします。
3か所の臨時駐車場
- 宇出津新港臨時駐車場:いやさか広場まで徒歩約15分
- 漁協製氷施設前臨時駐車場:いやさか広場まで徒歩約12分
- 遠島山公園臨時駐車場:いやさか広場まで徒歩約15分
※駐車場までのシャトルバスも出ています。
シャトルバスの時間と交通規制は能登町観光ガイド公式サイトでご確認ください。
特急バスを利用する場合

金沢駅から珠洲市まで行く特急バスが出ていますが1日1本です。
特急バス詳細
- 金沢駅西口バスのりば7番から16:00発、いやさか広場前18:47着(約3時間弱)
- 帰り:いやさか広場前7:45発、金沢駅西口着10:35
- 金沢駅~いやさか広場前までの料金大人:2520円
- 予約不要だが、満席の場合は乗れない可能性あり
- トイレ無、途中のと里山海道のパーキングエリアでトイレ休憩あり
- 乗車券は北陸鉄道チケットセンター内の券売機で購入可能
※時刻などは2023・7月現在の情報
バス停ごとの詳しい時刻表は北鉄バスの公式サイトでご確認ください。
電車で行く場合は、金沢駅からJR七尾線・能登鉄道で穴水駅まで約2時間、穴水から路線バスで能登町まで約50分かかります。
東京から能登へのアクセスはこちらの記事にまとめてあります⇩
あばれ祭り2023を楽しむために必要なグッズ
- タオルや帽子:日差しや汗対策のために、タオルや帽子などのUVカットアイテムを持っていくことをおすすめします。
- 水分補給グッズ:長時間のイベント参加では、水分補給必須。ペットボトルやスポーツドリンク、携帯用の折りたたみ水筒などを持っていくと便利。
- 快適な歩きやすい靴:あばれ祭りは多くの人が集まるイベントですので、会場内を移動する際には歩きやすい靴がいいです。
- 傘や雨具:今年は残念ながら雨の予報も…傘や帽子、雨合羽などの用意が必要、履物もビショビショになるので、替えの靴又はシューズカバーがあると便利
- 長袖:あばれ祭りのみどころは夜!7月でも能登の夜は肌寒い日もあります。羽織ものがあると快適に過ごせます。

残念ながら今年は雨かも…
傘よりレインコートの方が動きやすいです
あばれ祭り以外の観光スポット
石川県能登町宇出津周辺には、あばれ祭り以外にも魅力的な観光スポットがたくさんあります。
いくつかおすすめをご紹介します。
イカの駅つくモール

石川県能登町は、美しい自然景観が広がる能登半島の一部。
海岸線や風光明媚な山々を楽しみながらドライブもいいですよ~!
ドライブ途中に巨大モニュメント「イカキング」のある道の駅に寄ってみてください。
宇出津からは車で15分弱と近いです。
名物のイカ丼を食べたり、遊覧船に乗ったりと楽しめます。詳しい記事⇩はこちら
能登【道の駅】イカの駅つくモールの口コミと周辺観光スポットを紹介!
聖域の岬「青の洞窟」

日本3大パワースポットのひとつと言われている聖域の岬。
崖に突き出した展望台から眺める絶景。
神秘的で幻想的な「青の洞窟」で映える1枚を!
青の洞窟の詳細はこちらの記事にまとめてあります⇩
【能登】聖域の岬・青の洞窟の口コミと行ってみた感想1500円は高い?
禄剛崎灯台

能登半島の最先端に位置する灯台
外浦と内浦の接点にあたる岬にあり、明治時代に日本人の設計によって作られた白亜の灯台
朝日と夕日が同じ場所で見られることで有名です!

宇出津から能登半島最先端の禄剛崎灯台まで車で約50分弱の距離
ドライブにもおすすめコース
【あばれ祭り2023詳細】便利な持ち物と周辺スポットまとめ

- 2023年は7/7㈮、8㈯の2日間
- 金曜のみどころはキリコと大松明乱舞
- 土曜のみどころはあばれまくる神輿
- 雨天決行なので、レインコート、傘の他に替えの靴又はシューズカバーがあると便利
- 周辺スポットは「イカの駅」「青の洞窟」「禄剛崎灯台」など色々あり

幻想的なキリコと激しい神輿、どちらも見もの
1度見たらくせになる、他にはないお祭りです!